HOME 教育コース認定制度 教育コース認定に関するFAQ 教育コース認定に関するFAQ A.申請書類関連 B.カリキュラム・単位関連 C.認定期間、再申請、審査料関連 D.物理士認定・その他 A.申請書類関連 4-1. 「医学物理教育コース 認定申請要項」の「申請者」は、「認定を受けようとする団体の長」と「医学物理教育コースの代表者」となっていますが、具体的にご教示ください。 大学院課程においては、申請書類の様式0にある「認定を受けようとする団体の長」とは学長あるいは当該医学物理教育コースがある研究科の研究科長となります。「医学物理教育コース代表者」は当該医学物理教育コースがある研究科の研究科長あるいは担当の代表教員となります。 臨床研修課程においては、申請書類の様式0にある「認定を受けようとする団体の長」とは病院長あるいは当該医学物理教育コースがある研究科の研究科長となります。「医学物理教育コース代表者」は担当の診療科長あるいは部門長となります。 4-2. 臨床研修責任者は医学物理教育コース代表者と異なるのでしょうか? 異なります。臨床研修責任者は当機構で認定を受けた医学物理士として5年以上の臨床経験を有し、受入れ施設で臨床業務に携わっている常勤の医学物理士を指します。 4-3. 医学物理教育コースを大学間連携で申請しようと準備しています。連携で申請の場合、様式0の団体の長は、各大学の長あるいは連携の代表大学の長のどちらでしょうか。前者の場合、教育コースは1つですが各大学からの申請という形式になるかと思います。記載の仕方を含めて申請方法をご教示ください。 大学間連携で教育コースを申請される場合は、代表大学の責任者から、全体をまとめたコースとして申請して下さい。 4-4. 大学間連携で申請する場合、同一科目を複数の大学で開講している際の申請と記載の仕方をご教示ください。 同一科目を複数の大学で開講している場合は、それぞれに教育内容を記載して下さい。 4-5. 来年4月から、修士課程において、医学物理教育コースを設置の上、新たに学生の受入準備を行っている段階であり、講義シラバス、担当者等も、現時点では未確定な部分があります。今年、医学物理教育コースの申請を行うことは可能でしょうか?また、来年4月に医学物理士コース開設以後、来年11月頃の段階であれば、修了者がいなくとも申請可能と考えていますが、どの段階で申請可能と解釈したらよいのでしょうか? 本ガイドラインの内容を網羅するための新しいカリキュラムの決定には一定の期間を要することが予想されます。医学物理教育コースのシラバス等があれば、申請書類を審査しますが、「医学物理教育コース認定基準」に書かれている認定の基準に達しない場合は認定されません。その場合、次年度以降に再度新規申請を行う必要があります。 また、教育実績がない場合は、医学物理教育コースのシラバスを基に教育実績を積んだ上で、次年度以降に新規申請をしてください。なお、医学物理教育コース認定を受ける前年度分に限り、遡り申請が可能です。詳細については、医学物理教育コース認定申請要項をご覧ください。 4-6. 申請予定の医学物理教育コースの在籍者と修了者がいないため、申請書の様式5に記載する内容がありません。申請書類は受理されるものでしょうか? 質問4-5への回答をご覧ください。教育実績がない場合は、教育実績を積んだ上で、次年度以降に新規申請をしてください。 4-7. 「医学物理教育コース申請要項」の「7審査結果」には、「認定」、「条件付き認定」それぞれ認定基準があると示されていますが、それぞれの基準は、具体的に関連書類のどこを示すのでしょうか? 「医学物理教育コース認定基準」の「3.2 認定における基準」を示します。また、認定のためには、「3.1 必須要件」を満たしている必要があります。 4-8. 申請資料として当年度のシラバスを添付する予定ですが、当年度末で退職する教員が含まれています。次年度、新任者を採用する予定ですので、その旨を注意書き等で明示すれば良いでしょうか? 申請年度のシラバスを添付いただき、認定された場合は次年度の維持申請において新規教員の名前や教員情報で申請してください。 4-9. 修士課程のみ認定を希望する場合、認定申請書の様式6、7-2は提出しなくてもよいでしょうか? 修士課程では臨床研修は必須ではありませんが、臨床研修を行う医学物理教育コースとして認定を受けたい場合は、認定申請書の様式6、7-2の提出が必要です。 B.カリキュラム・単位関連 4-10. カリキュラムの各科目は学部学生向けの講義で代用可能でしょうか? 教育の内容がカリキュラムの内容を満たしており、医学物理教育コースが大学院の単位相当として認定できるものであれば学部で開講の科目でも読替可能です。内容に不足がある場合は、補講等を行った上で単位相当と認定して下さい。 4-11. 学部での受講証明書・単位取得証明書をもって、医学物理教育コースの単位と見なして良いでしょうか? 卒業時の取得単位表及びシラバスにて取得した単位の内容がガイドラインの項目に対応していることをコース責任者が確認の上、医学物理教育コースの単位と認定して結構です。 4-12. 本学では、学部で行われる講義を大学院の単位として認定することができません。どのように対応すればよいでしょうか? 学部で開催される講義について、大学院の修了単位として認められなくても、医学物理教育コース責任者が、履修内容として充分と判断すればコース認定の単位相当とすることができます。内容に不足がある場合は、補講等を行った上で単位相当と認定して下さい。 4-13. 認定申請提出書類にある、様式3を見ると、各科目の単位数、項目の有無、その他として特記事項(単位互換や補講の方法)が求められています。大学院開設授業科目のみならず、学部等で開設する科目についてもこのような記載が必要となるのでしょうか? 学部等で開設する科目についても記載が必要です。学部や他学科での単位を互換する場合の方法等については様式3の特記事項へ記載してください。 4-14. 大学院で取得すべき単位(必須単位)が学系共通でほぼ決められており、そこに医学物理学を入れることが困難です。大学院の履修要件の単位数のほかに、コースとして認定する部分を設け医学物理教育コースに必要な単位を設定する方針で良いでしょうか? 大学院の修了単位とされていなくても、コース責任者が医学物理教育コースに必要な教育内容を履修したと判断したら単位同等と認定して結構です。その際には、認定されていることを示す書類をご準備ください。 4-15. eラーニングを大学院講義として認めていますが、これをコース認定に必要な単位として認定してよいでしょうか? 大学院講義として認められていれば単位と認定して結構です。単位認定されていない場合は、医学物理教育コース責任者が内容と評価方法が基準に適合していることを証明すれば単位相当と認定して結構です。 4-16. 既取得科目認定単位数の上限はありますか? 既取得科目認定単位数の上限はありますか? 4-17. 医学物理教育コースにおいて、全ての課程の認定申請が可能でしょうか?また、申請費用は課程毎となるのですか? 基準を満たせば、全ての課程認定の申請が可能です。その場合、10万円の審査料は修士・博士・臨床研修生課程全体に充当します。 4-18. 修士課程で講義基準のみを満たそうとする場合、様式7-2の提出は不要となるのでしょうか? 様式7-2の「臨床研修施設情報」の提出は、修士課程の申請で、かつ臨床研修を取り入れる予定がなければ、記載する必要はありません。 4-19. 不足の研修内容を他施設で行う場合はどのように申請すれば良いのでしょうか? 教育連携が証明できる公式書類を添付して、関連施設として記載して下さい。 4-20. 博士論文の単位は5単位以上必要なのでしょうか?当大学としては4単位としています。 単位数は問いません。博士課程修了時に医学物理士として十分な学識が身に付くような質の高い教育に取り組んでください。 C.認定期間、再申請、審査料関連 4-21. 新規認定で条件付き認定を受け、1年後に申請する場合も10万円の審査料は必要ですか? 新規申請で条件付き認定を受けた施設が、1年後に申請する際には10万円の審査料が必要となります。 4-22. 昨年度に認定申請を行いましたが、認定を受けられませんでした。本年度の申請で、10万円の審査料を納付する必要はあるでしょうか? 審査料は毎年度必要となります。 4-23. 現在、条件付き認定コースですが、もし来年度から認定コースとなった場合、認定期間は来年4月から1年間でしょうか? 認定期間は1年となり、毎年の認定維持申請が必要となります。 4-24. 現在、修士課程の条件付き認定コースですが、来年度から博士課程を開講予定です。博士課程が認定を受けられる可能性はあるでしょうか?また、審査料を含めどのような申請手続きが必要でしょうか? 博士課程についても教育コースのシラバス等があれば、申請書類を審査いたします。申請に際して、医学物理教育コース連絡会等で申請に関する情報を提供しておりますので、申請コースで十分ご検討いただき申請の可否をご判断ください。なお、教育コースが認定された後に他の課程を追加する場合には、課程追加申請を行ってください。その際には、課程追加申請費用が必要となります。 4-25. 現在、条件付き認定コースで、再度申請を行う予定です。昨年同様に、すべての書類を提出しなければならないのでしょうか?免除される書類はありませんか? 2017年度の認定から、新規申請で条件付きとなった認定コースの翌年度の申請は新規申請扱いとなるため、すべての書類の再提出が必要となります。 4-26. 教育コース認定審査料が10万円という金額のため、申請段階にきた際には、認定不可とならないようにしたいところですが、申請後の修正、多少の不足する事項に対しては追加対応等により、認定を受けられるようになることを想定されていますでしょうか? 提出していただいた書類の審査過程で生じた書類不備や疑義が、12月末頃に申請コース宛に通知されます。申請コースは、書類不備や疑義への対応として翌年の1月中に回答を提出する必要があります。この過程において、申請後の修正や、不足する事項への対応が求められることになります。 4-27. 申請準備を進めていますが、大学内の手続きなど時間を要することが多く申請が間に合いそうにありません。申請期間の延長は可能でしょうか?もしくは、分っている範囲で記入、後日差替えなども可能でしょうか? 申請期間の延長はできません。また、提出していただいた書類の審査過程で生じた書類不備や疑義が、12月末頃に申請コース宛に通知されます。申請コースは、書類不備や疑義への対応として翌年の1月中に回答を提出する必要があります。この過程において、申請後の修正や、不足する事項への対応が求められることになります。 D.物理士認定・その他 4-28 今後は、認定教育コースを卒業しないと、医学物理士にはなれないのでしょうか? 認定教育コースを卒業した者でなくても、医学物理士認定試験の受験資格(医学物理士認定制度規程)を満たしていれば医学物理士認定試験を受験できます。また、認定に必要な要件を満たし申請が受理されれば医学物理士として認定されます。 4-29 修士および博士課程の認定教育施設(コース)を修了した、すなわち、修士号、博士号を取得した医学物理士とそれ以外の医学物理士との相違は今後あるのでしょうか? 現時点ではありません。いずれの場合も、適切に認定更新を行うことが必要です。 4-30 医学物理教育コースと認められる判断基準は何ですか、内容が基準を満たしていれば放射線治療専門技師コースでも良いのではないですか? 医学物理士の養成に必要な教育内容は、放射線治療専門技師や放射線治療品質管理士と同一とは考えていません。医学物理士の養成のためのコースでない場合は、当機構は認定できる立場ではありません。 4-31 コース名はがんプロフェッショナル基盤養成プランのコース名と同一でなくて良いですか? 構いません。 4-32 在学中のコースが途中から認定コースとなれば、医学物理士認定試験の受験にあたって認定コース修了生の特典を受けられるのでしょうか? 原則として在学中を通して認定された医学物理教育コースでないと特典は受けられません。医学物理教育コースの認定された期間は当機構ホームページ(https://www.jbmp.org/course_educational/decision/)に掲載していますので、ご自身の在学期間と照らし合わせてご確認ください。